冬はいつも

どうも毎年、この季節はもがいている気がする。

先シーズンの冬はひどかった。
12月から3月くらいまで、全く撮れなかった。
撮っても撮ってもだめで、けっこう追い詰められたり諦めたりしながら過ごしていたんだけど、3月半ばくらいに出かけた先でようやく1枚撮れた。

忘れもしない、三島だ。それまでいくら撮っても暗かった写真に、明るい光が戻る兆しが出た。なんだか気障な言い回しだけど、例えじゃなくて、本当にそうだった。
その1枚が撮れた時は「やっと写真が私のもとに帰ってきた」と思った。手の中をするりと抜けてどこか遠くへ行ってしまっていたものが、戻ってきてくれた感じだった。ものすごく嬉しかった。
その後は徐々に復活して、また自分の好きなものを撮れるようになった。

先シーズンの冬は明らかな外的要因があったのでしょうがないと思ったし、逆をいえば外的要因がなければ大丈夫だろうと高をくくっていた。
なのにどうやら今シーズンも、なかなか苦しい感じになっている。
先シーズンと違って明るさはあるんだけど、なんかカチっとこない。どこから撮るか、どう撮るかが分からない。前は分かっていたというか、「私はこう撮りたい!」というのが迷いなくあった気がするのだ。

もしかしたら、本当に撮りたいものを撮ってないのかもしれない。撮りたいと思って撮ってるはずだけど、実はすごそうに見える被写体をおさえてるだけになってるのかな、とか。 考えすぎかな。

願掛けでまた三島にでも行こうかしら…なんて、半分冗談、半分本気で思い始めている。 これでもし戻ったら、三島は私のパワースポットだな。

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