カナダでは、バンクーバーから国内線で2時間ほどのところにあるユーコン準州のホワイトホースという街にいたのですが、車のナンバープレートも日本と違って面白かったです。
1番よく見たナンバープレートがこれ。
ユーコンはゴールドラッシュで開拓されて栄えた歴史があり、フロンティア精神をイメージさせる土地なんだそう。
このナンバープレートでも、描かれている男性が砂金採りをしています。
車のナンバープレート以外にもゴールドラッシュのモチーフは街のあちこちに使われていました。
余談ですが、車が汚れているのは前日の雨と、途中の道がちょいちょい舗装されていないため。
舗装されていないのは、冬になるとユーコンの寒さはとても厳しく、舗装道路は凍ってしまって盛り上がったり大きなヒビが入ったりして修繕がものすごく大変で、むしろ未舗装の方がメンテナンスがしやすいからだそう。
カナダの大自然の影響がこんなところにも…と思うと、感慨深い。
かわいい形のナンバープレート。くまさん。
こんな形もOKなんて、カナダってステキ。
またも余談ですが、ナンバープレートの上に除いているケーブルは、冬季に凍りついてしまう車のパーツなどの氷を溶かすためのヒーターの電源ケーブルです。
自宅の駐車場にコンセントがあって、車で出かける前にこのケーブルをさして氷を溶かして準備するんだそう。
ユーコンの冬はとにかく猛烈に厳しいんですね。
アラスカナンバーの車もちょこちょこ見ました。
アラスカはアメリカ、ユーコンはカナダ。
アラスカとユーコンは隣接しているので、国境を越えて来ていたんですかね?
それにしても、”THE LAST FRONTIER”というキャッチフレーズがかっこいい。
そして、「フロンティア」っていうのは北米で重要なキーワードなのかなあと思いました。
スター・トレックも「宇宙…そこは、最後のフロンティア」って言う決まり文句から始まるしね(関係ないか)。
これもよく見かけました。
2009年に発行されたアラスカ州50周年記念プレート。
これ、現在は入手困難なんだそうです。
こういうプレートを大切に、誇らしげに、見せびらかすように使っていることから、地元の方の土地への愛や誇りを感じます(*^_^*)
なんだかいいですねえ。
街なかをちょっと歩くだけでも日本と違うものがあちこちにあって、やっぱり単純に面白い。
これらのナンバープレートの写真も、ギャラリーサイトにアップしているカナダの写真たちに追加しました。→Flickr